2010年6月1日【十勝・帯広で矯正なら!おびひろアート矯正歯科】
今月20日(日)に北海道矯正歯科学会が開催されます。今回は3年ぶりに発表を予定しています。テーマは「矯正患者の審美障害と生理的・病理的障害に関する調査」。学会の題目なので堅苦しい言葉が並んでいますが、どうして矯正治療を受けようとして患者さんは当院を来院したのか?を調べました、ということです。この仕事を通して教えられたことが幾つかありました。
動機の約90%は歯並びや噛み合わせなどの見た目が気になることで、最も多かったのは歯並びの凸凹でした。しかし、さらによく話を聞いてみると「食べ物がはさまる」、「歯みがきがしづらい」、「前歯でかみ切れない」、「話しづらい」、「くちびるや頬を咬む」、「くちびるが開いてしまう」などの不便さが見た目のことと同じくらい多いことが分かりました。矯正治療で歯並びを治すことは見た目を直すと同時に、お口の役割を改善し、健康を増進させることにも深く関係していることを改めて実感しました。