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2017年12月26日

矯正治療は治療が始まってから保定(治療後の安定をはかる段階)になるまで年単位の長い時間を必要とします。治療を効率よく進めるためにはできるだけ担当医は変わらない方がいいのです。やむをえず変わる場合は進学や通院などで通院が困難になった場合、担当医が病気や死亡で続けられなくなった場合です。なかには、担当医への信頼を無くしてしまったという場合もあります。これらを転医(てんい)と言います。

しかし、転医には煩雑な手続きが伴います。第一に治療をしてくれる次の先生を探さなければなりません。また、次の先生が円滑に治療を続けるためにはレントゲン写真や歯の模型、今までの治療経過などの情報を必要とします。それらは前の先生から提供してもらわなければなりません。第二に治療費の精算や次の先生への新たな治療費の支払が発生します。保険診療であれば問題は少ないのですが、多くの矯正治療は保険外診療なので、その取り扱いはケース・バイ・ケースが現状です。

そのため、矯正治療を始める時に矯正歯科医を正しく選択することが大変重要になります。初回の矯正相談でしっかりと話を聞くのが大切です。  

平成29年12月のある日

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おびひろアート矯正歯科 院長 今井徹
おびひろアート矯正歯科
院長 今井徹

【所属学会】
日本歯科医師会
日本矯正歯科学会
アメリカ矯正歯科学会
日本臨床矯正歯科医会

【経歴】
1979年3月 北海道大学歯学部卒業
1983年3月 北海道大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)
1983年4月 北海道大学歯学部助手
1985年3月 北海道大学歯学部附属病院講師
1990年7月 日本矯正歯科学会認定医
1991年5月 文部省在外研究員としてアメリカ留学
1991年11月 北海道大学歯学部講師
1992年9月 日本矯正歯科学会指導医
1993年4月 北海道大学助教授
2000年8月 おびひろアート矯正歯科を開業
2006年11月 日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)