2003年11月1日【十勝・帯広で矯正なら!おびひろアート矯正歯科】
少し前の話ですが、「麻薬撲滅キャンペーン」(正式な名称を忘れました)の講演会があり、聴講しました。
横浜市立戸塚高校の水谷先生の話にとても心を動かされました。先生が実際に指導していた二人の生徒の実話で、二人とも麻薬によって若い尊い命を落としてしまったそうです。一人は幻覚症状の中での交通事故、もう一人はエイズ感染による長い闘病生活の末。
「麻薬は人を三度殺す」そうです。
はじめは脳、次に心、そして最後はからだ全体。大脳新皮質が冒され、萎縮していきます。
そして、正常な理性や感情の働きが無くなり、ますます麻薬依存性が高まります。
それと同時にカルシウムやミネラルが骨から溶け出し、もろくボロボロなからだになってしまいます。
若者が麻薬に走る理由の多くは親を含む大人にあります。もし当たり前の人間的な優しさが大人にあったら、この様な若者の悲劇は起こらなかったことを深い悲しみと共に思い知らされました。