2003年1月

新年、明けましておめでとうございます。

今年の正月休み明けは早々に大学の講義があり、少々慌ただしい仕事始めになりました。

勤務医時代には毎日のように通っていた大学も、開業してからは年に１～２回しか足を運ばなくなってしまいました。勤務医と開業医では仕事の基盤となっているものが大きく違うことをつくづく感じます。

今回は講師としてのお役目なので、前途有望な歯科医師の卵達に自らが何を目指して努力すればよいのか、を少しでも感じてもらえるようあれこれ考え、準備しました。

「成人式」騒動などのように、近頃の若者は畏敬や忠孝などとは無縁のようで、内心は冷や冷やしていました。お義理で講義を聞いてはいるものの、終わった早々脱兎のごとく教室から出ていく、と観念していました。
ところが、授業が終わって間もなく、学生が拍手をするではありませんか！これには、感激！来年もまたがんばろう、と思って帰ってきました。