院長の一言... 「矯正セミナーでのちょっとしたこと」
毎年2月にアメリカの著名な矯正専門医による矯正セミナーが開催されます。開業して以来、毎年このセミナーに参加し、いろいろと教えてもらっている有意義なセミナーです。今回のテーマに関連してちょっと気になることがありました。
顎関節症には関節に問題がある場合と筋肉に問題がある場合があります。筋肉は強いストレスが長時間加わるとコリや痛みが起こってきます。
その対応としてはマッサージや湿布、鎮痛剤や筋弛緩剤などが有効で、痛みや張りが軽減されます。講師の先生が使っている薬の中の「ロキソニンジェル」という軟膏は、私達の仕事のような手を長時間使い疲労する場合にはとても効果があり、しかも長く持続すると推奨していました。
ただ、アメリカでは高価な薬でさらに処方箋がないと手に入りません。しかし、ヨーロッパでは処方箋は不要でしかも1/20位の値段で買えるため、大量に買って帰ると話していました。同じ製品でも国によってこれほど扱いが違うのは一体どうしてでしょう?もしかして、近年話題になっているTPPのような貿易協定に関係するかもしれません。
平成29年2月のある日