院長の一言... 「ブレーススマイルコンテスト 今年の入選作」
矯正歯科専門開業医の学会・日本臨床矯正歯科医会では毎年「ブレーススマイルコンテスト」を行っています。治療中の患者さんを対象に、日常生活の中で撮影した写真の中から楽しく元気な写真を選びます。
今年は、装置を着けた女の子がこれからまさにスイカを食べようとしている笑顔の写真、仲良し高校生二人が治療で綺麗になった歯並びを嬉しそうに見せている写真、装置のついた歯の歯みがきを弟に手伝ってもらっている写真、など普段見かける風景が多くあります。
でも、今回はとても励まされた写真がありました。一つは若いカップルの結婚式の写真で、男性には障害があり車いすユーザーです。笑顔の写真には矯正装置が写っていて、どんどん良くなっていく歯並びに元気づけられています、と話されていました。
もう一つは若い患者さんが笑顔で赤ちゃんを抱いています。その赤ちゃんには障害があり、将来は手術や矯正治療が必要です。自分も治療で良くなったので、わが子も同じように良くなることを強く信じて子育てしていきたい、と話されていました。身の引き締まる瞬間でした。
平成28年2月のある日