2009年10月

　９月のシルバーウィーク中に宮崎県で学会がありました。当初は「せっかくの連休中にしないでよ...」と思いましたが、気を取り直して宮崎を楽しむことにしました。そこで、学会の前に宮崎県北部にある高千穂に行ってきました。

　高千穂は日本をお造りになったイザナキノミコトとイザナミノミコトとの子供の天照大神の神話、その孫のニニギノミコトが降り立った「天孫降臨（てんそんこうりん）」の神話などがある土地です。五ヶ瀬川が阿蘇溶岩台地を浸食してできた高千穂峡は柱状節理の断崖絶壁が濃い緑に覆われ、霊験で神秘的な雰囲気のある渓谷でした。また、天照大神がお隠れになったという天岩戸や天安河原のある天岩戸神社にお参りしてきました。夜は高千穂神社で夜神楽を見物しました。宮崎県には日本の神話に登場する名高き多くの神様が奉られている神社や、昔話に出てくる地名がいたる所にあります。でも、残念ながら今を時めく東国原知事にはお会いできませんでした。