2007年10月

今年の日本矯正歯科学会は大阪で行われました。
９月の下旬を迎えようとする頃にもかかわらず、連日３０度を超す「真夏日」の連続でした。学会なので背広を着て行ったのですが、会場の外に出ると暑くて暑くて上着など着ていられませんでした。「さすがの関西でもいつもは秋風も感じるのに、今年は暑すぎる！」と涼しい室内のタクシーの中で運転手さんがぼやいていました。

そう言えば、流氷見物の際に網走流氷館で見たグラフを思い出しました。
それには年々と流氷の訪れる時期が遅くなっていること、そして平成元年頃から徐々に、そして確実に流氷の規模が減少していることが示されていました。北極の氷が溶けることによって、かえってアメリカ大陸とヨーロッパとの水路が新たにでき、経済効果が高まると解説していたニュースがありました。
地球温暖化の最大の原因でもあると思うのですが、はたしてこのまま今までどおり経済発展第一主義で進み続けていいのでしょうか。