院長の一言... 「学会の中枢」
医学の先端的研究や最新医療の開発・普及には「学会」と呼ばれる学術団体の活動が必須です。
歯科医学の中には大小あわせ百数十の学会があり、矯正歯科関連の学会も十数団体あり、日々活発な学術活動を行っています。
その最大規模の団体は日本矯正歯科学会で、矯正歯科の専門医を目指すすべての歯科医師はこの学会に入会して勉強したり、研究や治療例の発表をします。
学会での役職の関係上、今年から日本矯正歯科学会の理事会に参加することになりました。いわば学会の中枢です。
メンバーは大学教授や矯正歯科専門医で二十人程です。
中には著名な先生や大先輩もおられ、やや緊張した雰囲気の中で会議が行われました。
大部分の時間を自分の診療所で過ごしている身としては、議論の内容がとてもアカデミックに感じました。
これからの日本の矯正歯科はどのような医療体制になるべきなのか、また国際的な学術活動に参加するにあたってこれからどのようにアピールをしていかなければならないのかなど、雲の上のような話題が満載でした。
「目から鱗」の時間でした。
平成26年5月のある日