2013年3月

今年の冬はまさに異常気象。ここ十勝から東方面はそうでもないが、日高山脈から西側の札幌や留萌、旭川は例年にない積雪量を記録、いや今も更新している。今年になってからもたびたび暴風雪警報が出され、貴い犠牲までてしまっている。私も作日、その影響を些かながら受けてしまった。

親族の祝賀行事を３日に札幌で行うということで、前日の最終JRで札幌に向かうことになっていた。週末は荒れ模様になるとの予報をTVで聞いていたので、はたして汽車は出るのだろうかと心配していたのだが、２分遅れ程度で無事出発した。途中まではいつも通り順調に走っていたが、山脈を越えた最初の停車駅である追分駅で「ポイント切替の都合」というアナウンスで数十分停車した。ようやく動き始めたが、今度は「雪のため前の汽車が停車している」とのことで新夕張にまた停車した。さらに次の新千歳駅でも約一時間の停車を余儀なくされた。その頃にはすっかり諦めの心境で、無事に着いてくれればいいとだけ祈っていた。着いたのは午前３時だったので、行事には間に合った。