院長一言2012年2月12日【十勝・帯広で矯正なら!おびひろアート矯正歯科】
今月の第1週は講習会、第2週は学会と出張が続きました。講習会は十数年間毎年開催され、私が用いているマクローフリン先生(USA)のMBTテクニックについてです。いつも素晴らしい治療結果を教えられ、大変勉強になっています。
第2週の学会も例年同じ月に開催されます。矯正歯科の開業専門医による団体での学会で、今年は大阪で「術後の長期経過」をテーマに行われました。セミナーのパネリストの一人として、一昨年行った実態調査の結果を発表しました。矯正治療が終わった後、リテーナーをどのように使えば良いのか、治療後のあと戻りをどう防止したらいいのか、など解決を急がなければならない難題についての討論でした。世界的規模でみても今のところ残念ながら明確な解答はありません。解決の糸口の一つとして歯の動揺があり、動揺が収まるまでには少なくとも治療後2年以上はかかると言われています。難題の解答をさらに追究する努力が今も多くの先生により行われていました。