院長の一言... 「AI(人工知能)と矯正歯科」
最近のTVや雑誌にAI(Artificial Intelligence)人工知能の記事がよく見られます。
AIを搭載したコンピュータとオセロやチェス,囲碁の第一人者とを対決させ勝負する。
以前であれば人間が勝利していたのですが、最近はAIの方に軍配が上がっているようです。
これは機械が人間の知能に勝つという映画みたいで、機械が人間を支配する世の中に近づいているのではと不安を感じます。
ある科学雑誌にAIの進歩の歴史が載っていました。
今のAIは第四世代で、前の世代よりかなり進化したプログラム「ディープラーニング(深層学習)」というテクニックの発明によるとのこと。
しかし、この世代ではAIが人間を支配するような高度な知的活動を行うにはまだ難しく、さらに新たなテクニックを見出す必要があるようです。
また、このまま進化し続けると将来的に「AIに奪われる仕事と奪われない仕事30」というリストが載っていました。
前者には主に事務系の仕事、後者には介護や医療の仕事が多いようです。矯正歯科医は後者の7位で、AIでは治療がまだ難しい仕事にランクされていました。
ちょっと安心しました。
令和元年9月のある日