2010年11月1日【十勝・帯広で矯正なら!おびひろアート矯正歯科】
矯正歯科治療は矯正装置を使ってアゴや歯を動かしてかみ合わせと歯並びを治す段階(動的治療)と、リテーナーを使って動かしたアゴや歯がもとに戻らないように経過観察をする段階(保定)、の2段階です。動的治療に使う装置やテクニックはたくさん研究開発されていますので、十分な治療結果が得られます。でも、保定については今も分かっていないことが多く残されています。
ここ数年の間にアメリカやオーストラリアなど幾つかの国で、矯正歯科医が実際にどのように保定を行っているのか、という大規模なアンケート調査が行われました。それらの結果によりますと、上の歯には取りはずしのできるリテーナー、下には細いワイヤーを歯の裏に接着するリテーナーを使う先生が多くなってきています。「いつまで使うのか?」の質問については「できるだけ長く」と考えている先生が増えています。日本でも同様の調査が今年行なわれ、来年の2月に札幌の学会で結果が発表されます。