2004年7月1日【十勝・帯広で矯正なら!おびひろアート矯正歯科】
大学の医局には現職の医局員とOBとで構成され親睦を目的とする「同門会」という会があります。毎年今ごろに卒業したばかりの新米ドクターの歓迎会があり、先日行ってきました。今年は5人の新人が入局しました。彼らが一人前なるにはこれから何年もかかるのですが、その大きな一歩を踏み出したのです。
医局に入ってまだ三か月なので、実際の治療はまだまだできません。そのかわり、「タイポドント」という歯並びの器械を使って模擬治療をします。タイポドントには上下全ての人工歯が並べられ、その歯にブラケットという矯正装置をつけます。色々な不正咬合をタイポドントで想定し、それぞれに対する歯の移動に必要なワイヤーを曲げたり、ゴムなどを選択したりして実際と同じように歯を動かしながら治療を進めていくのです。今はその練習のまっ最中のようで、新人の一人が目を輝かせながら「本当に歯って動くんですねー」と感激していました。まだ、本当の歯ではないのに...!?