2008年7月1日【十勝・帯広で矯正なら!おびひろアート矯正歯科】
ご存知の方は少ないと思いますが、学会が認定する矯正歯科のスペシャリストには「認定医」、「指導医」、「専門医」の3つがあります。「専門医」は審査が最も厳しく、全国でまだ200人程です。前者2つは制定されてすでに20年以上経ちますが、こちらの審査も年々と厳しくなっています。
矯正歯科の専門医を目指すほとんどの歯科医師は大学に残ります。大学で少なくとも2年間研修することが最低条件だからです。
でも現実には、きちんとしたシステムで専門医としての教育を受けることのできる医療機関は大学以外ほとんどありません。そのため、認定医の審査を受ける資格を取るまで大学で勉強します。
私が認定医になった当時は卒後6年で取れました。今はどれ位だと思いますか?
今は卒後8年以上、ふつう約10年です。そんな苦労をしてようやく専門医への道が開けるのです。『日進月歩の世の中』とよく言いますが、専門医への道はどうもそうはいかないようです。