2009年12月1日【十勝・帯広で矯正なら!おびひろアート矯正歯科】
根室まで行ってきました。釧路から東へ行くのは初めてです。そして日本最東の地:納沙布(のさっぷ)岬まで足を伸ばし、ロシア領になっている北方領土を見てきました。十数キロしか離れていない近くの島は肉眼でも見ることができ、望遠鏡を使えば島の海岸に打ち寄せる波や建物(監視塔)を見ることができます。
北方領土は近い順から歯舞(はぼまい)、色丹(しこたん)、国後(くなしり)、択捉(えとろふ)の四つの島で、日本固有の領土です。これらの島にはもともとアイヌの人々が住んでいました。江戸時代に幕府から探検家の近藤重蔵らが派遣され、初めて調査が行われました。それからアイヌの人々と共に四島の開拓が始まり、住む人も段々と増え、漁業が盛んに行われるようになりました。ところが終戦直後、ソ連軍は日ソ中立条約を一方的に破棄して、いきなり四島に進駐しました。それ以前は一度も四島にロシア人は住んだことはありませんでした。日本が敗戦国になったとはいえ、そろそろ返還されてもいいと考えるようになりました。