院長の一言... 「久しぶりの北海道矯正歯科学会への対面参加」
2月の院長一言では久しぶりの学会の現地参加として日本臨床矯正歯科医会福岡大会への参加をお話ししました。今月は地元の北海道矯正歯科学会への対面参加についてお話しします。
私たち矯正歯科医が主に入会して活動する学会は第一が日本矯正歯科学会(日矯)、その次が地方の矯正歯科学会で日矯の協力学会と言います。地方の矯正歯科学会には北は北海道矯正歯科学会から南は九州矯正歯科学会まで全国に七つあり、自分の診療所のある都道府県によって入会する学会が違っています。私は北海道なので北海道矯正歯科学会に入会しています。
2019年からWeb開催を続けていましたが、今年は三年ぶりに現地参加をメインに開催しました。そのためか百名を超える参加者で会場が埋まり、久しぶりに会う先輩や後輩などと話をする光景があちこちに見られました。私もその一人で、いろんな人に久しぶりに再会できたことで参加して良かったと強く感じました。
学会は学問の進歩発展と国民の口腔衛生の向上に寄与することが目的で、そのためにさまざまな分野の研究発表や著名な先生の講演、そして治療症例の供覧などが行われます。それらは日々の仕事に役立つ知識や技術、また将来の進むべき方向を教えてくれる有益な内容が含まれています。
学会が持つもう一つの大事な面は会員同士のコミュニケーションの場なのです。その内容は多岐に渡ります。仕事のことで日頃なかなか人には聞けない事や聞いたことがないこと、自分の考えが正しいのかなど。仕事以外では健康や生活の悩み、知人の状況など。学会は大切な団体なのです。
令和5年6月のある日