院長の一言 「矯正の学会にて」
毎年十月には矯正歯科の学会で最も大きい日本矯正歯科学会が開催されます。今年は長野県松本市で行われました。ここから松本までは飛行機とJRを乗り継ぎ約7時間かかります。「スーパーあずさ」に乗り東京から長野へと関東山地を突っ切って走りました。それはまるで日高山脈を走り抜けると同じ感覚でした。
学会では専門的な研究の発表や最新医療の講演が中心に行われますが、今年は矯正歯科と違う分野の先生の講演もありました。一般歯科の先生のお話では、歯のかみ合わせの考え方が最近のインプラントの普及によって大きく変わってきている。自分の歯と人工物であるインプラントの歯との構造的な違いによるようです。
政治家の先生のお話では、日本は近隣諸国とは比べものにならない近代国家であり、しかも類を見ないほど安全安心な国である。さらに、優れた技術を多く持っているので、これからも成長を続ける要素は十分にある。しかし、そのためには人々が一つにまとまり、困難を乗り越える決意が必要であると色々な事例を示し強調されていました。
「そうか!」と思いました。
平成25年10月のある日