2009年9月1日【十勝・帯広で矯正なら!おびひろアート矯正歯科】
帯広美術館で「没後50年 北大路(きたおおじ)魯山人(ろさんじん)展」が7月14日から9月9日まで開催されました。招待券がたまたま手に入ったことと、偶然にも妻の友人からと私の知人から同時に「良い催し物だ」ということを聞かされたので、さっそく行ってきました。教えてくれた二人はともに十勝管外の人でした。
恥ずかしながら、見る前までは魯山人という名前を聞いたことがあるくらいで、何時の時代の、何をしていた人なのか全く知りませんでした。魯山人は明治十六年に京都で生まれ、小学校卒業してすぐ丁稚奉公に出ました。間もなく書に興味を持ち、才能を発揮します。また、食への強い関心、さらに絵画、陶芸、漆器などの美術品の審美眼も鋭く、自分自ら料理を作り、多くの美術品を創作しました。今回の展覧会には250点あまりの作品が展示されていました。どれを見てもすべてに魯山人らしい作風が漂っていました。類まれな才能を持つ優れた文化人、まさに「美と食の巨人」でした。