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2017年6月27日

今回は矯正治療で大切な4つのポイントの第三弾、矯正治療のお話しです。まず、矯正治療の対象としているのは「不正咬合(ふせいこうごう)」です。これは大きく二つに分けられます。一つは上と下の歯の不正なかみ合わせです。たとえば「出っ歯」や「受け口」などです。二つ目は正しくない歯並び。たとえば「八重歯」や「乱ぐい歯」、「すきっ歯」などです。これらはいくつか複合して起こっていることが多いです。
不正咬合はそれが起こったからといって痛みが出たり、命に影響を及ぼしたりすることはありません。しかし、さまざまな不都合を起こします。第一は見た目の問題。歯並びが悪かったり、前歯が出ていたりすると「ちょっと恥ずかしいな」と思ってしまい、コンプレックスを感じます。矯正治療を希望する方の90%以上はこの悩みを持っています。ほかにも、食べ物がうまく噛めなかったり、滑舌が悪くなったりします。さらに、歯みがきがしづらく、食べ物が挟まりやすく、むし歯や歯周病になりやすくなってしまっています。お口や心の健全な状態を回復するためには矯正治療が必要になります。    

平成29年6月のある日

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おびひろアート矯正歯科 院長 今井徹
おびひろアート矯正歯科
院長 今井徹

【所属学会】
日本歯科医師会
日本矯正歯科学会
アメリカ矯正歯科学会
日本臨床矯正歯科医会

【経歴】
1979年3月 北海道大学歯学部卒業
1983年3月 北海道大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)
1983年4月 北海道大学歯学部助手
1985年3月 北海道大学歯学部附属病院講師
1990年7月 日本矯正歯科学会認定医
1991年5月 文部省在外研究員としてアメリカ留学
1991年11月 北海道大学歯学部講師
1992年9月 日本矯正歯科学会指導医
1993年4月 北海道大学助教授
2000年8月 おびひろアート矯正歯科を開業
2006年11月 日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)