2008年6月1日【十勝・帯広で矯正なら!おびひろアート矯正歯科】
先月は趣味を楽しむ先輩の話をしました。今月も先輩の話です。
先輩というよりもむしろ大先生とお呼びした方が良いくらいの北海道の矯正専門医の草分けです。大変な勤勉家で、常々尊敬しています。すでに現役を引退されています。
毎年6月に矯正学会が行われます。大学などからの研究発表や治療の新情報が取り交わされます。今年の学会に大先輩は15年ぶりに参加され、しかもご自身で発表までされました。
学会側も敬意を表し、特別に大学教授が座長をすることになりました。しかもその内容はこれからの矯正歯科のあり方、社会への呼びかけといったことでした。
現役を退かれた高名な先生は自らの輝かしい業績やエピソードなどを中心に話されることが多いのですが、この大先輩は後ろ向きではなく、思いきり前向きに我々がこれから取り組むべき将来像を声高々に提唱されました。「俺の目の黒いうちは、しっかり見ているからな!」と言われているような気がして、身が引きしましました。