院長一言2012年9月12日【十勝・帯広で矯正なら!おびひろアート矯正歯科】
先日、「日本の原発を考える十勝の会」主催の講演会(講師:広瀬隆氏)に行ってきました。昨年の東日本大震災によって起こった福島第一原発事故では3月12日に1号機、14日に3号機、15日に2号機と4号機が次々に水素爆発を起こしました。そのため大量の放射性物質が放出され、今も続いています。
原発事故の防止方法は「止める→冷やす→閉じ込める」ですが、今回の事故は「止める→爆発→外に出す」でした。それにより広い地域が放射能汚染を被り、さらに河川・海洋への広がりの程度も強く懸念されています。なぜ多くの人が放射能汚染を警戒するのか、それは人間の体内に内部被曝が起き、白血病や癌など致死率の高い病気が発症するからです。さらに、放射性物質は細菌などのように短期間に自然消滅することはないという厄介な物質です。第一原発では核燃料を取り出し、遮蔽する目途は今も立っておらず、再爆発の危険性もあります。一日も早い事故の終息を願うばかりです。