院長一言2012年1月11日【十勝・帯広で矯正なら!おびひろアート矯正歯科】
明けましておめでとうございます。昨年の大震災のことを心に浮かべながら、いつもの年よりも一層強く「今年は良い年でありますように」と祈りました。
義父の卒寿と義母の米寿のお祝いをかねて近くの温泉に一泊してきました。年齢のせいもあり、二人とも幾つかの病気を抱え、薬は欠かさず飲まなければならない生活ではありますが、ゆっくりながらも歩いて外出することができます。普段は一緒に生活をしておらず、時折「温泉に行きたい」と言ってもいましたので、元気なうちにできるだけ外に連れて行ってやろうと思ったからです。車の中で義父は「もう、何も欲しいものはない。昔に比べて、人はずいぶん贅沢になっていったが、欲しいという気持には際限がない。今の景気が良くない時代では特にそうだが、人間『足るを知る』という心が大切なんだ。」と話していました。義父は戦争に行き、樺太抑留の後、商売人として活躍した人です。そういう苦労人の話す言葉は重く聞こえました。