2005年1月 1日

　東南アジアでは年末に起こったスマトラ沖地震により、多くの犠牲が出たことが年末年始のニュースで報道されています。
　二年前に経験した十勝沖地震を思い出しました。あの時よりも数百倍のエネルギーだというから、想像を絶します。
　心からご冥福をお祈りすると共に、一日も早い復興を祈念いたします。

　夏目漱石を主人公にしたTVドラマを観ました。
　しぶガキ隊のモックンと宮沢りえ（お茶の宣伝か？）が主演で、大小説家を実にユーモラスに描いていました。
　漱石の小説は人間の内面を色々な方向から追求した、とても難解な作品という印象を持っていました。でも、ドラマでは長年の胃かいようにもかかわらず大変な食いしん坊だったようです。

　また、国からの要職や博士号、勲章などの名誉をすべて固辞し、家族との生活を最も大切にしていた人であることが分かりました。

　今まで漱石には冷徹な印象を持っていましたが、これを機会にもう一度漱石の本を読んでみたくなりました。