院長の一言 「家族も一緒に勉強」
日本臨床矯正歯科医会という矯正歯科専門の開業医からなる学術団体には本部(東京)のほかに全国に6つの支部があります。その一つに私が所属する北海道支部があります。そこでは年に一度、全道からの会員が集まって総会や勉強会をします。今年は会員だけでなくその家族も参加して勉強会を行いました。
今回のテーマは先生の有事、たとえば怪我や病気、あるいは急に亡くなった場合に診療所として行わなければならない事、そしてそれに伴う人的、経済的状況についてでした。このような事はだれしも避けることができず、自らの上に起こる可能性は高いと想像はできるのですが、実際に経験した先生は多くありません。そのため、十分な心構えをすでに持っているという先生は多くなく、みんな真剣に講演を聞いていました。また、そのような有事の場合、実際の事に当たらなければならないのは家族やスタッフです。それで今回は家族も参加して勉強することになりました。そんな緊張した話のあとのせいか、その後の懇親会では食事やお酒もはずみ、笑い声の絶えない宴会になりました。
平成26年3月のある日