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2017年5月23日

今回は矯正治療で大切な4つのポイントの第二弾、矯正検査と矯正診断についてお話します。どんな医療も同じですが、治療を始める前には患者様の不正咬合(・・・・)を調べるための検査や診査、そしてそれらに基づく的確な診断が不可欠になります。これが間違っていると適切な治療を行うことができません。

調べる内容は不正咬合の種類とその原因、程度、経過などを突き止めなければなりません。原因はアゴなのか、歯なのか、関節や筋肉なのかなど調べることは沢山あります。そのために顔や口の診査、色々なレントゲン写真や歯型をとります。

次に、これらを分析します。矯正歯科で独特なものに「セファロ分析」と「模型分析」があります。前者はレントゲン写真を使ってアゴや歯の角度や距離を計測して顔の形を調べます。後者は歯型を使って歯やアゴの大きさを調べます。これが矯正検査です。検査結果を解析し、不正咬合の種類と原因などを明らかにし、治療対象を決めます。
これが矯正診断です。検査から診断まではそれなりの時間が必要で、しかも神経を使う仕事になります。   

平成29年5月のある日

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おびひろアート矯正歯科 院長 今井徹
おびひろアート矯正歯科
院長 今井徹

【所属学会】
日本歯科医師会
日本矯正歯科学会
アメリカ矯正歯科学会
日本臨床矯正歯科医会

【経歴】
1979年3月 北海道大学歯学部卒業
1983年3月 北海道大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)
1983年4月 北海道大学歯学部助手
1985年3月 北海道大学歯学部附属病院講師
1990年7月 日本矯正歯科学会認定医
1991年5月 文部省在外研究員としてアメリカ留学
1991年11月 北海道大学歯学部講師
1992年9月 日本矯正歯科学会指導医
1993年4月 北海道大学助教授
2000年8月 おびひろアート矯正歯科を開業
2006年11月 日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)