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2022年12月27日

矯正治療は数年におよぶ治療期間が必要です。
そのため、初めに検査・診断をした歯科医院で最後まで行うことがもっとも効率的な治療になると考えられます。

しかし、患者の転勤や進学、あるいは先生の病気や死亡、また両者間の不信・トラブルなどの理由で治療が続けられなくなることがあります。その場合はほかの歯科医院で治療を続けられるように「転医」という手続きを行います。
日本矯正歯科学会ではできる限り円滑に転医が行われるよう「倫理規程」にその項目があり、必要な手続きや治療費の返金を含めた精算などを示しています。

転医する場合はまず次に診療してくれる先生を探すことから始まります。
学会のホームページにある認定医リストを参考にすることをお勧めします。
次に、引き継ぐ先生が適切な治療を行いやすくするために必要な医療情報(診断や治療経過、顔や口の写真、レントゲン写真、模型など)を用意し、先生に提供する必要があります。患者さん自身が適当に歯科医院を探し、その先生に治療をお願いしてもうまく治療を進めることができないのが矯正治療のもつ難しい一面です。

令和4年12月のある日

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おびひろアート矯正歯科 院長 今井徹
おびひろアート矯正歯科
院長 今井徹

【所属学会】
日本歯科医師会
日本矯正歯科学会
アメリカ矯正歯科学会
日本臨床矯正歯科医会

【経歴】
1979年3月 北海道大学歯学部卒業
1983年3月 北海道大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)
1983年4月 北海道大学歯学部助手
1985年3月 北海道大学歯学部附属病院講師
1990年7月 日本矯正歯科学会認定医
1991年5月 文部省在外研究員としてアメリカ留学
1991年11月 北海道大学歯学部講師
1992年9月 日本矯正歯科学会指導医
1993年4月 北海道大学助教授
2000年8月 おびひろアート矯正歯科を開業
2006年11月 日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)