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2015年5月15日

治療装具(矯正治療では矯正装置といいます)を使って治療する場合、思わぬ出来事が起きます。矯正治療では「装置が当たって痛い」、「装置がうまく使えない」、「装置が壊れた」、「装置をなくした」。中には「しばらく使ってなかったので着けられなくなった」「歯が戻ってしまった!」と残念な内容もあります。

多くの場合は患者さんからの電話がまず入ります。その出来事の内容をよく聞いた上で、患者さん自身で解決できそうな場合、たとえば市販の薬を飲むとか、あらかじめお渡しておいたワックスなどを使うなどの説明をします。患者さん自身ではどうしても解決できない場合はできるだけ早く来院していただきます。この場合がほとんどで、これらの患者さんを「急患」と呼んでいます。

早く来院していただく理由は新たに二次的な障害が起こらないようにするため、または治療期間を延長させないためです。矯正治療は年単位の長期に及ぶので、できるだけロスタイムを少なくしなければなりません。トラブルを最小限にする努力をしているのですが、「想定外」はなかなか予測できません。 

平成27年5月のある日

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おびひろアート矯正歯科 院長 今井徹
おびひろアート矯正歯科
院長 今井徹

【所属学会】
日本歯科医師会
日本矯正歯科学会
アメリカ矯正歯科学会
日本臨床矯正歯科医会

【経歴】
1979年3月 北海道大学歯学部卒業
1983年3月 北海道大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)
1983年4月 北海道大学歯学部助手
1985年3月 北海道大学歯学部附属病院講師
1990年7月 日本矯正歯科学会認定医
1991年5月 文部省在外研究員としてアメリカ留学
1991年11月 北海道大学歯学部講師
1992年9月 日本矯正歯科学会指導医
1993年4月 北海道大学助教授
2000年8月 おびひろアート矯正歯科を開業
2006年11月 日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)