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« 院長の一言...「上顎前突、いわゆる「出っ歯」について」その6 | メイン

2026年7月30日

上顎前突で矯正治療を希望する患者さんが最近になって増加しているのみならず、一般の人々の中でも上顎前突の方が多くなっていることをお話ししました。そしてその原因が上アゴや下アゴの成長のアンバランスによって生じていることが多いことを説明しました。
 
このような患者さんを私たち矯正専門医はどの時期に、どのような矯正装置を使って、どういう治療効果を目的に行っているのかについて数回に分けて解説していきたいと思います。

矯正治療にはいくつかの種類がありますが、大きく分けて子供の治療と大人の治療があります。前者は早期治療あるいはⅠ期治療と言い、後者は本格矯正治療あるいは晩期治療やⅡ期治療と言います。

早期治療の主な治療開始時期は永久歯の第一大臼歯(六歳臼歯)や永久歯の前歯が萌出した時期から始めます。永久歯の生える時期の早い子や遅い子がいますが、だいたい6~8歳頃で小学校の1~3年生頃です。

その主な理由は、一つにはこの頃に出っ歯や受け口、あるいは次に生えてくる歯のスペースが十分にない乱ぐい歯などの主な不正咬合になっている場合にはその後の成長によって自然に改善する可能性がきわめて低いからです。二つ目には乳歯の時期に治療をしてもその後のアゴの成長や永久歯が生えた時に戻ってしまうことがあり、改めて治療をしなおさなければならない場合があるからです。三つ目には矯正検査によって行う診断がその時期の成長や永久歯の情報があることでより正確に行うことが可能になるからです。

学校での歯科検診ではむし歯や歯肉、歯の汚れなどのほかにかみ合わせや歯並びの問題、いわゆる不正咬合の検査も行いますので、それをチェックすることが大切です。  

令和8年7月のある日

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おびひろアート矯正歯科 院長 今井徹
おびひろアート矯正歯科
院長 今井徹

【所属学会】
日本歯科医師会
日本矯正歯科学会
アメリカ矯正歯科学会
日本臨床矯正歯科医会

【経歴】
1979年3月 北海道大学歯学部卒業
1983年3月 北海道大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)
1983年4月 北海道大学歯学部助手
1985年3月 北海道大学歯学部附属病院講師
1990年7月 日本矯正歯科学会認定医
1991年5月 文部省在外研究員としてアメリカ留学
1991年11月 北海道大学歯学部講師
1992年9月 日本矯正歯科学会指導医
1993年4月 北海道大学助教授
2000年8月 おびひろアート矯正歯科を開業
2006年11月 日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)